マスボクシングをする際には、
ラウンドごとにテーマを決めて動くことが
必要であると書きました。
何かテーマを持ち、
そのテーマに沿った動きを
相手との打ち合いの中で
集中して練習することが
実力向上の近道になります。

何をテーマにするのかですが、
修正したい点か、より伸ばしたい点かの
どちらかになるでしょう。
私も時たまマスボクシングをすることが
ありますが、テーマとするのは
・最初のラウンドは左だけで攻撃
・次のラウンドは力を抜いたパンチを
 3分間絶え間なく打ち続ける
・もうひとつ、サイドステップの多用
などです。

相手がマスボクシング初心者であれば、
相手のグラブにジャブを当てる、
ガードのかまえに軽いフックを当てて
腕を倒し、すきをつくるなど
こざかしい打ちかたを練習します。
それらをマスボクシングで反復練習し、
スパーリングや試合においても、
意識せずに体が自然に動いて、
それらの動きができるようになる、
「攻防のひきだしが増える」
ことになります。

ガードも何も意識せず、
ただ攻撃だけを繰り返す、
そのようなマスボクシングは
何の練習にもならず、何百ラウンド、
何千ラウンドやっても、
得られるものは自己満足のみになります。

今一度、マスボクシングの練習目的と、
自分の動きの課題とを見直してみましょう。

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