ボクシングのパンチのほとんどは、
腕の力ではなく、
全身をくまなく使って打ちます。
ワンツーの場合であれば、
「ワン」は前に出している足を強く踏みだし、
前に出している手のストレートを打ち、
「ツー」は後ろに引いた足のつま先を軸に、
足首、膝、腰、背中、を回転させて、
手前に引いてかまえている腕を
押し出すような感覚で打ちます。

この時、腕や肩に力をこめないようにします。
力を入れて腕力で打ってしまうと、
パンチのスピードがなくなり、さらには
狙ったところを正確に打てなくなります。

実戦練習においての腕力パンチは、
打ち出しのタイミングがわかりやすくなり、
簡単によけられたり、さばかれたりします。
さらには疲れるのが早くなります。
無駄なスタミナを使うことになるためです。

また、サンドバッグを打つ練習では、
拳や手首やひじや上腕部や、
そのあたりのどこかを痛めてしまいます。
いいことはひとつもないってことですね。

野球のピッチャーの投球を考えてください。
腕の振りだけで投げることはないですね。
足から全身を使って腕をしならせて
投げ込んでいます。
そうすることでスピードが速くなり、
ボールに重みが増し、
狙ったところに投げ込むことができます。
ボクシングのパンチも同じ理論です。

ボールを投げる動作も、パンチを打つ動作も
単純な動きで簡単なように見えますが、
スピードと、重さと、正確なコントロールは
練習を始めたばかりですぐに
身につけられるものではないです。
だからこそ、より高いレベルを目指すために
練習を続けるのであって、
レベルアップを実感するにつれて
楽しさがより増してきます。

ただ、腕だけで打つような打ちかたを
修正しようとせずにずっと続けていても
上達やレベルアップはほとんどないでしょう。
強く早く正確なパンチは、
腕力や筋力では打てません。
特に練習を始めて間もない方は、
力まかせの打ちかたはせず、
全身を使った正しい打ちかたを
身につけましょう。

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