「試合中に声を出すことは反則」と
昨日説明しました。
試合中、パンチを打つ際に声を出すと
反則として注意、警告を受けます。
そうならないように、練習の段階から
声を出さない習慣を身につけることが大切です。

また、もうひとつデメリットがあります。
「打つリズムやタイミングを相手に読まれる」
ことです。
試合経験の浅い方は、
自分が動くことでせいいっぱいになるため、
相手の動きを観察してかけひきをすることは
なかなかできませんが、
経験を積むうちに、相手の動きを見て、
クセや動きのパターンをつかみ、
それに合わせて攻めることが
できるようになります。

打つ時に声を出すことは、
打っていくタイミング、打つリズム、
それらを相手に教えることになります。
声の出しかたでパンチの強弱までわかります。

レベルの高い選手は、五感をフルに使います。
といっても、5つのうち
視覚・聴覚・触覚の3つですね。
以前うちのジムにいらして下さった
元プロボクシング世界チャンピオンは
「相手をよく見て、呼吸のリズムを読み、　
　息を吐いたタイミングで打ち込む」と
おっしゃっておりました。
プロのトップはそんなレベルです。

アマチュアであっても、
何戦も試合をこなしている選手は、
そこまでいかずとも、相手の声を聞いて、
攻めるタイミングをはかることくらいは
簡単にやってのけます。

そのような意味でも、
パンチを打つ際に声を出すことは
避けたほうがいいかと思います。

大阪のボクシングジム
ラッキースターボクシングクラブの
メインサイトはこちら